こんにちは。タイヤ買取ナンバーワンの尾藤です。
みなさんはインターネットでお買い物を楽しんでいますか?
ネットのお店にはなんでも揃っていて、とても便利ですね。
タイヤなどをネットで購入される方も多いようです。
そんな中、当店を利用されるお客様で、最近増えているタイヤの売却理由があります。
それは「タイヤの誤購入」
お客様に詳しくお話を伺ってみると、「サイズを間違えて購入してしまった」「思っていたより乗り心地が悪くなった」など、理由は様々です。
そこで今回は、タイヤの誤購入を未然に防ぐため「タイヤ情報の確認方法」をご紹介します。
タイヤ情報の確認方法
1.タイヤの情報はどこに表示してあるの?
タイヤには色々な情報が表示されているのをご存知ですか?
タイヤをよく見ると、側面になにやら見慣れない英数字が書いてあります。
「商品型番」だろうと思って見過ごしてしまいそうな表示ですが、その表示が「タイヤの情報」です。
左から「タイヤ幅」「扁平率」「構造」「リム径」「ロードインデックス」「速度記号」が書かれています。
「タイヤ幅/扁平率/構造/リム径」をまとめて「タイヤサイズ」と表します。
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
2.タイヤサイズ
タイヤサイズと言えば、タイヤの大きさのみをイメージする人も少なくありません。
例えば、お客様に「タイヤサイズは何ですか?」と聞くとリム径の「12インチです」とお答えになる方がほとんどです。
しかし、これでは情報が足りません。誤購入を防ぐためには、自分の車に合うタイヤサイズを正しく把握する必要があります。
最近の自動車はグレードによってもタイヤサイズが異なるため、特に注意が必要です。
例で使用しているタイヤの場合、正解は「145/70R12」です。
もし、わからない場合は、実店舗であれば店員さんに直接見てもらうか、記載場所を聞きましょう。
タイヤサイズは「タイヤ幅/扁平率/構造/リム径」!
少し長くて覚えにくいですが、重要な情報です。今使用されているタイヤがあれば、サイズをメモしておくと良いでしょう。
読みのポイント!
「145/70R12」は「いちよんご、ななまる、アール、じゅうに」と読みます。
3.タイヤ幅とは?
タイヤ幅とは、タイヤの横幅です。ミリメートルで表記します。
タイヤ幅が大きくなるほど路面との接地が増し 安定しますが、摩擦抵抗も大きくなるので、燃費が悪くなります。 逆にタイヤ幅が小さくなるほど、路面との接地が減り、摩擦抵抗が減るので燃費が良くなりますが、安定感は低くなります。
(※全てのタイヤが一概に上記のようであるとは限りません)
4.扁平率とは?
偏平率とは、タイヤ幅に対して何%の高さ(厚み)があるか?をもとめた数値です。「数値が大きくなるほど厚いタイヤ」となります。
扁平率は「タイヤの高さ(厚さ)÷タイヤ幅×100」、タイヤの厚みは「145(タイヤ幅)×70%(扁平率)」でそれぞれもとめる事ができます。
タイヤが厚くなるほどクッション性が増して乗り心地は良くなり、薄くなるほどクッション性が減り乗り心地は悪くなる、と言われています。
(あくまでもタイヤのみで考えた場合です。現在は各自動車メーカーの足回りなども進化しており、低偏平のタイヤでも乗り心地を損なわないような車作りがされています)
5.タイヤ構造
タイヤ構造はアルファベットで表します。
“R”の場合はタイヤがラジアル構造である事を示しています。 他に”V”と記載されたバイアス構造などがありますが、一部の応急タイヤや大型トラックなどは、バイアス構造のタイヤを使われていることがあります。乗用車のタイヤはほとんどがラジアルになっています。
一般的に乗り心地が良く荷重に強いのがバイアス、グリップ力や耐摩耗性、タイヤそのものの軽さや 燃費で勝っているのがラジアルです。
6.リム径
このタイヤが適合するホイールの外径です。インチで表記されています。
ホイールをインチアップする時など、タイヤの外径は変えられないため、その分、扁平率の小さいものが必要となります。
一般的には扁平率が小さくなると「乗り心地性能」が損なわれますが、その反面「運動性能」が上がります。(※ 全てのタイヤがこの限りではありません)
7.ロードインデックス
ロードインデックスは、タイヤ1本で支える事が出来る最大負荷能力を示す指数です。
60 | 250 | 80 | 450 | 100 | 800 | ||
61 | 257 | 81 | 462 | 101 | 825 | ||
62 | 265 | 82 | 475 | 102 | 850 | ||
63 | 272 | 83 | 487 | 103 | 875 | ||
64 | 280 | 84 | 500 | 104 | 900 | ||
65 | 290 | 85 | 515 | 105 | 925 | ||
66 | 300 | 86 | 530 | 106 | 950 | ||
67 | 307 | 87 | 545 | 107 | 975 | ||
68 | 315 | 88 | 560 | 108 | 1000 | ||
69 | 325 | 89 | 580 | 109 | 1030 | ||
70 | 335 | 90 | 600 | 110 | 1060 | ||
71 | 345 | 91 | 615 | 111 | 1090 | ||
72 | 355 | 92 | 630 | 112 | 1120 | ||
73 | 365 | 93 | 650 | 113 | 1150 | ||
74 | 375 | 94 | 670 | 114 | 1180 | ||
75 | 387 | 95 | 690 | 115 | 1215 | ||
76 | 400 | 96 | 710 | 116 | 1250 | ||
77 | 412 | 97 | 730 | 117 | 1285 | ||
78 | 425 | 98 | 750 | 118 | 1320 | ||
79 | 437 | 99 | 755 | 119 | 1360 |
例で使用しているタイヤの場合、ロードインデックスは「69」です。
表に当てはめると「325kg」、車1台分(4本)だと「325×4本」なので、最大「1300kg」まで支えることができる、ということですね。
最大負荷能力を超す負荷がかかると、タイヤのバーストなどを招いて大変危険です。
安全かどうか、ご自身の車の重量や最大積載量を確認すると良いでしょう。ご自身の車の「車検証」の「車両総重量」を見てみてください。「車両総重量」が「負荷能力」を下回っていれば問題ないとされています。
8.速度記号
N | 140 |
P | 150 |
Q | 160 |
R | 170 |
S | 180 |
T | 190 |
H | 210 |
V | 240 |
ZR | 240超 |
W | 270 |
Y | 300 |
例で使用しているタイヤの場合、速度記号は「S」です。
表に当てはめると「180km/h」となります。
表記されてある速度以上で使用すると、こちらもタイヤバーストなどを招き、非常に危険です。
日本の一般道路では十分な速度ですが、サーキットや、ドイツにあるアウトバーンなど速度規制がない道路の走行では、重要な記号となり気をつける必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
タイヤ情報をしっかり理解する事によって、 サイズを間違って購入してしまうというトラブルをなくせます。また、お買い得なタイヤを効率よく手に入れる事もできるようになりますし、自分好みのタイヤを選択する、という楽しみも増えます。
ネットでは実際に目で見て確認できない分、購入の際はより慎重に。
楽しく安全なカーライフをお送りください。
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