最終更新日:2022年3月18日
ドライバーのみなさん、今お乗りのお車のタイヤの状態は大丈夫ですか?
「車検で指摘されたときに買い換えたらいいかな」
とお思いの方が多いと思います。筆者も取材するまではそう思っていました。
しかし、タイヤは消耗品です。
寿命が切れたタイヤで走行を続けていると、安全性低下や燃費低下に繋がってしまいます。
雨の日のスリップ事故の原因、高速道路でのバーストにもなりかねないので、とても危険です。
実は、タイヤ交換の時期は、車に詳しくない方でもわかるようになっています!
特別な機材も不要なので、ぜひ今回の記事で紹介するチェックの仕方をご参考にされてください!
もくじ
タイヤの寿命とは?
一般的なタイヤの寿命は『走行距離3~5万km』と言われています。
地球の周囲が約4万kmなので、車で地球を一周回るとタイヤの寿命がくるという事になりますね!
タイヤの寿命が短くなる原因
急発進、急ブレーキ、急ハンドル、速度を落とさずにカーブを曲がるなどの運転は、タイヤに必要以上の負担をかけ寿命を縮める原因になります。
また、ゴムは雨風や紫外線、熱で劣化が進むので、屋外に駐車している車のタイヤは寿命が短くなります。
タイヤの寿命を伸ばすには?
タイヤの寿命を延ばすためには、以下のことを心がけていただくとよいでしょう。
- タイヤに負荷がかからない優しい運転を心がける
- タイヤの空気圧の調整をこまめに行う
- タイヤの空気圧の調整をこまめに行う
- タイヤのローテーションを行う
- アライメント調整を行う
タイヤの片減りを防いだり、過度な磨耗を防ぎ、タイヤの寿命をのばすことができます。
タイヤ交換の時期は、『3つのポイント』でわかる!
タイヤの寿命について説明しましたが、ではタイヤ交換の時期はどこで判断すればいいのでしょうか。
タイヤ交換の時期の判断について解説していきます。
【ポイント1】タイヤの製造年
タイヤの交換目安は、製造から4~5年とされています。
タイヤはゴムでできていますので経年劣化(硬くなったり、ひび割れしたり)します。
タイヤが製品として安全性が保てる年数目安が、4~5年になります。
タイヤの製造年は、タイヤの側面(サイドウォール)に4ケタの数字で表記されています。
最初の2ケタが「製造週」、次の2ケタが「製造年」を表しています。
上記のタイヤの画像だと最初の2ケタが「48」、次の2ケタが「17」となっているので、『2017年の第48週(11月末ごろ)』に製造されたことになります。
つまり、このタイヤの交換目安時期は、2021年の11月〜2022年11月付近になります!
側面(サイドウォール)にあるはずの4ケタの数字が見つからない場合は、タイヤ装着時にその刻印を気にせず取り付けしてしまっているということになります。
その場合は、裏からのぞき込むことで確認できますよ。(大変な場合は、4本同じタイミングで帰られたのであれば、1本だけ確認できればOKです)
【ポイント2】走行距離
タイヤは道路走行時の摩擦で擦り減ってしまうため、走行するうちにどうしても寿命がきてしまいます。
「タイヤの寿命とは?」の項目でもご説明しましたが、走行距離3~5万㎞がタイヤの寿命になります。
タイヤ交換をおこなったら、その時のオドメーター(総走行距離)を控えておくか、その値に3~5万㎞足して、次のタイヤ交換時期の割り出しをおこなっておくと良いでしょう。
【ポイント3】溝とスリップサイン
タイヤの溝が1.6mm以下になると、「スリップサイン」と呼ばれるマークが出てきます。
このマークが出ているタイヤは「整備不良車両」となり、交通違反になります。
反則金が科せられるため、注意が必要です。
「スリップサイン」はタイヤの側面についている三角マークが目印で、「三角マークの延長線上に、スリップサインがあるよ」と示してくれています。
三角マークの延長線上を見ると、溝の中に盛り上がった部分がありますが、それを「スリップサイン」と呼びます。
「スリップサインの高さ=タイヤの表面の高さ=タイヤの溝が1.6mm」ということになります。
理想でいえば、スリップサインが見える前に、タイヤ交換された方が良いですので、定期的に確認することをおすすめします。
!タイヤゴムの厚さは計算で求めることができる!
ちなみにタイヤゴムの厚さは、計算で求めることができます。
タイヤサイズが『215/45R17』の場合「幅215×扁平率0.45=厚さ96.75mm」となり、タイヤゴムの厚さは約97mmとなります。
タイヤ交換時に、「中古タイヤ」の選択肢、いかがですか?
タイヤ交換時、「いつも車検で、新品タイヤ購入とタイヤ交換をお任せしているけど、もっと安くならないのかな…」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今はネットでもタイヤが買える時代になりましたが、ネット市場には「新品タイヤ」と「中古タイヤ」が流通しています。
しかも、「中古タイヤホイール」なら、ホイール付きで新品タイヤ(のみ)と同じ値段!というものもあります!
「新品タイヤと中古タイヤはどっちを選んだらいいの?」「中古タイヤって大丈夫なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
10年以上「中古タイヤホイール」を扱ってきたタイヤ買取ナンバーワンが、新品タイヤと中古タイヤのメリットとデメリットを説明いたします。
新品タイヤのメリット
新品タイヤは安全性が走行性が担保されているほか、約4年はタイヤ交換をしなくていいので、次の4年後に備えてタイヤ交換費用などを準備しておくだけでよくなることはメリットですね。
新品タイヤのデメリット
新品タイヤは、タイヤのサイズによって異なりますが、中古タイヤよりも価格が高いです。
ブリジストンのNEXTRY(ネクストリー)ですと、13インチのタイヤで約12,800円(4本)、15インチのタイヤだと約28,000円(4本)です。
また、1本のみで買うと割高になる傾向があります。
中古タイヤのメリット
中古タイヤのメリットは、やはり新品タイヤよりも格安で手に入ることです。
新品タイヤで例に出した、ブリジストンのNEXTRY(ネクストリー)の13インチのタイヤで、約6,300円(4本)で購入できますし、15インチのタイヤでも約13,800円ほどで購入できます。
また、事故などで1本のみ使えなくなったので、1本だけ購入したい、と言う場合でも割安で購入することもできます。新品を4本買うよりやすくなるのでお得です。
中古タイヤのデメリット
中古タイヤのデメリットは、状態をしっかり確認し残り寿命を把握しないといけないことです。
今回の記事でまとめた点で言うと、製造年数は何年か、残り溝はどれぐらいあるか(1.6mm以上)、亀裂やひび割れがないかを購入時に気をつけていただけたらと思います。
欲しいなと思ったタイヤの製造年が1年前の場合、タイヤの寿命は4~5年と言われているので、使用できるのはあと3~4年ということですね。
タイヤ交換して余ったタイヤホイール、売れるってご存知ですか?
当店が買取を行う中で、このようなお客様の声をよく伺います。
「車検でタイヤがひっかかり交換することになった。かっこよくなるからと社外品ホイールとタイヤのセットで交換した。しかしもともと履いていたホイールは凄くきれい。このまま処分お願いしていいのかな…」
「事故で1本だけタイヤホイールがダメになった。しかし残り3本は半年しか使っていなくて凄くきれい。処分するのはなんだか勿体無い…」
「インチアップカスタムでタイヤホイールを交換したら、はじめについていた純正タイヤホイールが余っている。今後使用することもないし、処分ってどうしたらいいんだろう」
そのタイヤホイール、売ってお金にすることができますよ!
ディーラーさんや車検屋さんに配送業者を手配し、直接買取に伺うことも場合によっては可能なので、お客様の手間なくタイヤホイールを売却することができます。
まずはお持ちのタイヤホイールがいくらになるか、聞いてみませんか?
まとめ
今回はタイヤの買取を10年以上行なっているタイヤ買取ナンバーワンが、「タイヤ交換の時期」について解説いたしました。
みなさまの安全で快適なカーライフに寄与できましたら幸いです。
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