タイヤ買取ナンバーワンです。日々買取業務に没頭しております。
先日、高価買取に自信があるタイヤ買取ナンバーワンでも、お客様のご期待に添えないことがありました。
お客様からいただいた情報によると、「3ヶ月前に購入、走行は300kmくらい。ロードノイズが酷いので売却を検討している。」
とのことでした。
本来であれば高値で買取するのですが、それができなかったのです。
3ヶ月前に購入し、タイヤ溝もきちんとあるのに、変な話ですよね?
その理由が、「タイヤの製造年週」
実は、9年前に製造されたモノでした。
製造年数が古すぎたため、買取ができませんでした。
お客様は、売れ残った古いタイヤを購入させられていた、ということです。
そこで今回は「本当に新品なのかどうか?」を見極めるために「製造年週の確認方法」をご紹介します。
タイヤ製造年週の確認方法
1.タイヤ製造年週はどこに表示してあるの?
タイヤ側面の片側にはDOTセリアル番号と呼ばれる製造番号が記され、その中に製造年週が記載されております。非常にわかりにくいので、下図を参照ください。
DOTセリアル番号とは?
米国のタイヤ識別番号と記録保持規則に規定されたセリアルのことであり、米国に輸出、また米国で生産するタイヤには必ず適用しなければならないものです。
例で使用しているタイヤには「DOT AF E7 NIH8 1913」と記載されています。
「DOT」輸出できるもの、または、アメリカでも流通しているもの
「AF」メーカーコード
「E7」タイヤサイズコード
「NIH8」タイヤブランド(オプショナルコード)
「1913」製造年週
※ここで今回注目すべきところは「製造年週」です。
2.製造年週
『1.タイヤ製造年週はどこに表示してあるの?』で製造年週の刻印箇所は理解いただけたと思います。
しかし、海外流通させる製品と、日本国内のみで流通するセリアル番号には、少し違いがありますので、詳しく見ていきましょう。
日本国内のみ流通するタイヤ
ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ等、国内のタイヤメーカーの表記です。
DOT表記はありませんね。
そのかわり目印として、刻印されている(彫ってあるような)文字が目印です。
長い楕円の中にアルファベットと数字が何文字かあります。後ろから4桁の数字が製造年週です。
国内タイヤメーカーはほとんどが下図のように表記されています。
最初の2桁が週、あとの2桁が年を示します。
よって、図の左、DUNLOPのタイヤを例にすると、「5014」という記載なので、14年の第50週(12月末頃)に製造されたものということになります。
2000年から、製造年週の表示方法が変更されており、1999年以前に製造されたタイヤは3桁で表示されています。
今ではほとんど見かけなくなりましたが、知識として覚えておくとよいでしょう。
「最初の2桁が週、あとの1桁が年」を示します。
米国でも流通するタイヤ
最近は海外タイヤメーカーも純正タイヤとしての装着が多くなってきました。
コンチネンタル、ミシュラン、ピレリ等、海外のタイヤメーカーの表記です。
国内メーカーのタイヤと表記の仕方が違い、どこに書いてあるのかわかりにくいです。
そこで、まず「DOT」という文字を見つけて下さい。
DOTのあとに英数字が何文字かあります。後ろから4桁が製造年週です。
※タイヤによっては「DOT」の表記がない場合もあります。
3.古いタイヤがもたらす影響
適正に保管された新品タイヤは3年間は同等の性能を保つことが確認されています
「ブリヂストン お問い合わせ一覧」より引用
購入したばかりのタイヤでも、製造から長期間経過している場合は「新品」とは言えません。
さて、ここで疑問に思う事がひとつ。
「使用していないタイヤなのに、なにか問題があるのか?」
それについてお答えいたします。
簡単に言ってしまえば、タイヤは「ゴム」です。
ベランダなどに一週間ほど輪ゴムを放置すると、どうなるか想像してみてください。
パリパリに乾いて、劣化してボロボロになってしまいますね。
極端な話にはなりますが、そのような劣化がタイヤでも起きているということです。
「新しい製造年週」と「古い製造年週」の2つのタイヤがあったとします。
製造年週以外は全て同等だとしても、「新しい製造年週のタイヤ」に比べ、「古い製造年週のタイヤ」は「グリップ力の低下」「ロードノイズの増大」「ひび割れ」などのさまざまな問題が起こります。
製造年週を確認し、出来る限り新しいタイヤを購入することで、このような問題も防ぐことができるでしょう。
ネットショップやネットオークションなどは、特に注意して信頼できるショップを探すことをおすすめします。
4.処分料を払うか?お小遣いにするか?
みなさんは、タイヤを購入する時に、それまで使っていたタイヤを売ることを考えたことがありますか?
ほとんどの人が「NO」と答えると思います。
ガソリンスタンドなどで「タイヤ減ってますね。交換しておきます!」と言われた時、すぐお願いしてしまうと「タイヤ代金+処分料」を請求される可能性があります。
まず売却できるか、タイヤ買取ナンバーワンや他の買取店に問い合わせてみてください。売れる可能性が非常に大きいです。
新しいタイヤを、その分安く買うことができますよ!
まとめ
今回は「タイヤの製造年週」について記載いたしました。
この記事を書くきっかけになったお客様は、タイヤを高額で売却できないばかりか、逆に処分料を払う結果となってしまいました。
タイヤもそんなに安いものではありません。消耗品だからと言って無下にできないこともわかっていただけたかと思います。
タイヤはできる限り新しいものを購入して、少し早めに履き替えを行い、前のタイヤは売ってしまうことをおすすめします。
そうすれば、比較的安い費用で安心のカーライフが送れるのではないでしょうか?
タイヤを売る際は、タイヤ買取ナンバーワンをお忘れなく。
タイヤホイール高価買取実施中!
査定・お問い合わせはコチラ!
お急ぎの方はコチラ!土・日・祝も対応!
092-600-1086
受付時間 10:00~19:00
入力ラクラク!24時間受付中!
WEB査定はコチラ!