こんにちは。タイヤ買取ナンバーワンです。
最近の車は、自動ブレーキシステムを筆頭に、いろいろなハイテク装置で安全性が向上されてきています。
今回は、日本でも装着車種が増えてきた「空気圧センサー」に注目したいと思います。
まだまだ日本での認知度が低い「空気圧センサー」、みなさんご存じでしたか?
実は車の安全走行に貢献する、とても役に立つものなんです。
それでは、実際にタイヤ買取ナンバーワンに入荷してきたセンサーを使ってご紹介いたします。
空気圧センサーって何?
1.空気圧センサーとは
空気圧センサーとは、正確にはTPMSのタイヤに付けるセンサーのことをいいます。
Tire Pressure Monitoring System(タイヤ空気圧監視システム)の頭文字をとったものです。
トヨタではTire Pressure Warning System(タイヤ空気圧警報システム)、TPWSと表記しています。
上の画像のように、エアバルブを兼ねてタイヤとホイールの間に装着されています。
この装置が各タイヤの圧のデータを収集し、車体側の受信機に送信します。
そして異常があれば、メーター内やモニターの警告灯が点灯するなどして、ドライバーに知らせるというものです。
こんな風に、純正ホイールに金属のエアーバルブがついているのに気づいたことがある方、車好きの証ですね。(※社外ホイールの場合は金属バルブを採用しているメーカーが多い為、金属バルブ=センサーではありません。ご注意ください)
2015年9月現在、国産車自動車メーカーでTPMSを採用しているのは、レクサス・トヨタ・日産の3メーカーです。
しかし、アメリカでは既に2007年9月より新車販売時のTPMSの装着が完全に義務となっています。
2000年に空気圧低下が原因で発生した事故をきっかけに、段階的に義務化されていきました。
ということは、実は日本も海外輸出用の車種にはそこそこ昔から、空気圧センサーが搭載されていたんですね~。
例を上げると、
- 北米トヨタ
- レクサス
- 日産インフィニティ
となります。
海外自動車では、高性能スポーツカーメーカーに搭載されていることが多いです。
- ポルシェ
- フェラーリ
- ランボルギーニ
- ベントレー
- アストンマーティン
- マセラティ
などです。
2.メーカー別空気圧センサー(国内自動車)
それでは、各メーカーの空気圧センサーをご紹介していきたいと思います。
まずは国産自動車メーカーのセンサーから。
①現行型車種(2015年9月現在)レクサスLS/GS/IS/RC/RC-F/LX/NXに標準装備されている空気圧センサーです。
センサーIDを車体側の受信機に登録させることで、空気圧をモニターできるようになっています。
②旧モデルはセンサーの形状が異なります。
(初期型のGSE20 ISや、UZS190 GS UZZ40 SCなど)
①現行モデルの210型のマジェスタや、カムリまでの装着は弊社で確認しております。
先日マイナーチェンジした、ランドクルーザーにも装着されているようです。
外観はレクサスのセンサーと同じですが、標準装着のキャップが異なります。
●日産
R35GT-R/V37スカイライン/Y51フーガ・シーマ/E52エルグランドで装着を確認しております。
①R35GT-Rのセンサーです。黒色のセンサーもあります。
②V37スカイラインのセンサーです。
③Y51フーガ・シーマ、E52エルグランドのセンサーです。
レクサス・トヨタのセンサーと形状は似ていますが、センサー左部の形状が薄いのが特徴です。
また、日産はグレーのプラスチックキャップが標準となります。
3.メーカー別空気圧センサー(海外自動車)
続いて、海外自動車メーカーのセンサーです。
海外の空気圧センサーは主にBERU社製とHuf社製があります。
①BERU社製センサー
②Huf社製センサー
形状は違いますが、車体へ登録は同様に可能です。
ポルシェは、周波数さえあっていれば車体側でセンサーを自動的に読み取ってくれます。
ほかの車だと、カーディーラー等で車体にセンサーの登録をしなければならないので、とても便利な機能ですね!
①BERU社製センサー
②Huf社製センサー
こちらも形状の違いはメーカーの違いなので、取り付けは可能です。
フェラーリの場合、フェラーリのロゴが書かれています。
細部までメーカーのこだわりが感じられますね。
そのほか、ベントレー、アストンマーチン、マセラティにはポルシェの①BERU社製と同様の形状のセンサーがついています。
ベントレーの場合はアウディやワーゲンのマークが刻印されているものもあります。
ほかに、TPMSを装着している自動車メーカーもありますが、今回はここまで…。
※豆知識「空気圧センサーの周波数」
空気圧センサーはデータの送信ため、周波数というものがあります。
日本と米国が315MHZ(メガヘルツ)、欧州が433MHZです。
ほかにも電波法の関係で電界強度の強弱等ありますが、ここでは省略します。
ちなみに、日本では433MHZは電波法の規制で使用できません。
よく海外から並行輸入されている車を見かけますが、センサー装着車であった場合、センサーの周波数でどこの国からきたかわかってしまうんですね。
海外メーカーのセンサーの場合はここに周波数が記載されています!
まとめ
空気圧センサーは小さなパーツですが、装着していれば、いつでも空気圧の状態を確認することができます。
空気圧不足によるバースト事故などを未然に防ぐ、とても優れたシステムです!
これにより多くの事故が減らせることは間違いありませんが、現在の日本では、ごく一部の高級車やハイグレードモデルに装着されているだけです。
もちろん個人で装着されている方もいらっしゃいますが、これからどんどん標準で装着している車が増えていけばいいですね!
タイヤ買取ナンバーワンでは、空気圧センサーのご相談も承ります。
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